4月23日に誕生日を迎えた陽向なつみが、仲間やファンのみんなと一緒に誕生日パーティーを開いてはしゃいじゃおうと、4月25日(土)にGOTANDA G4で、「陽向なつみ Birthday Live 2026」を催した。出演したのは、陽向なつみ/大盛愛子/結木ことの/可愛なの/姫宮愛花/福山なお/ほしのさな/みらくるゆうかと華やかな面々。当日の公演の模様を、ここにお届けしたい。
ほしのさな
トップを飾ったのが、“さなぎ”の愛称で親しまれているほしのさな。歌う前に、彼女は主役の陽向なつみを呼び入れ、2人でオープニングトークを繰り広げ、イベントの開幕を宣言した。その流れを受けて歌ったのが…。
ハロプロ好きのほしのさなが最初に選んだのが、スマイレージの『タチアガール』。愛らしさを振りまきながら、ハロプロ大好きの気持ちを隠すことなく。それどころか、ほしのさな自身がメンバーになった気分で、一人スマイレージとして歌い踊ることを楽しんでいた。一つひとつの仕草が、本当にかわいらしい。だから、その仕草を逃すことなく追いかけていたかった。
続いて披露した、モーニング娘。’15の『イマココカラ』では、ひと言ひと言を大切に噛みしめるように、一つひとつの言葉に深く思いを込めて歌っていた。曲の持つ世界観を大事にしながら、その曲を、自分なりの解釈でドリーミーに染めあげていった。


福山なお
福岡を拠点として活動する「あいらしっく」のメンバーの一人である福山なお。福岡からやってきた彼女が場内に眩しい光を降り注ぐように、最初に歌ったのがラブライブ!の『Snow halation』だ。福山なお自身がμ’sのメンバーの気持ちに染まりきって、軽やかにステップを踏みながら歌う姿が、とても煌めいていた。カバー曲だからこそ、「好き」という気持ちを思いきりリスペクトして歌っていた。彼女のステージ上で弾ける姿が、ひと際眩しく見えていた。
そして、続いて歌った曲はmona(CV:夏川椎菜)の『ファンサ』である。彼女が眩しい笑みを浮かべて「好きになってもっと」とファンサするたびに、会場のファンの胸が高鳴りだす。この曲でも福山なおは、軽快にステップを踏み、「もっと」と歌うたびにテンションを高めながら、思いきり甘えた歌声を会場中に響かせていった。いつしか場内からも、「もっと」と叫ぶ声が上がっていた。
最後に福山なおは、松田聖子の『青い珊瑚礁』を届けてくれた。澄み渡る彼女の歌声が、青空へスーッと溶けていくようだ。秘めた思いを、大切な人へ告白するように、少し照れた仕草で歌う姿が、とても愛らしく甘酸っぱい青春時代を思い出させた。福山なお自身が、青い風のような存在となって、一人ひとりの胸に、「あなたが好き」と爽やかな恋心を届けてくれた。


姫宮愛花
長野県からやってきた姫宮愛花。彼女のライブは、主役の陽向なつみの誕生日を祝うサプライズとして、AKB48の『涙サプライズ!』から始まった。グループ曲をひとりで歌うことで、姫宮愛花のシンガーとしての魅力をたっぷり味わえたのが嬉しい。彼女は、大好きな人の記念日を祝おうと、ステージの上で軽やかに躍りながら、ふわっとした明るい歌声でエールを送っていた。姫宮愛花は、カバー曲を歌うことを純粋に楽しんでいた。その姿が愛らしいから、何でも許せる気分でその姿を見つめていた。
普段はライバーとしても活動している姫宮愛花。この日が人生3回目のライブだと、MCで語っていた。
続いて届けたのが、自分らしさを出せる曲として選んだFRUITS ZIPPERの『わたしの一番かわいいところ』。みずからを”究極のかわいいアイドル”に染め上げ、少し舌ったらずの声で、甘えた仕草全開で歌っていた。彼女が「かわいい」とアプローチするたびに、そのすべてを抱きしめてあげたくなる。ステージの上で無邪気にはしゃぐその姿が初々しすぎて、守ってあげたい気持ちに包まれていた。


みらくるゆうか
まさか、『君が代』を流した、陽向なつみとの出会いのエピソードを語った紹介映像を背景に、この場に登場するとは…。最初から強烈なインパクトを与えて、みらくるゆうかのライブは始まった。
みらくるゆうかが最初に歌ったのが、田村ゆかりの『童話迷宮』だった。ピンク色のアイドル衣装を身にまとった彼女に、ラブリーに弾けたこの曲が、とても似合う。魔法のステッキを手に、ステージの上を左に右に駆けながら、彼女は愛らしさを目いっぱい振りまいていた。みらくるゆうか自身が童話の世界に紛れ込んだ少女のように、思いきりはしゃいでいた。その姿が眩しかった。
曲の表情を塗り替えるように歌いだしたのが、ALI PROJECTの『聖少女領域』。凛々しい楽曲に、愛らしさと艶やかな仕草を折り重ね、歌を紡いでゆく。彼女の魅力となる甘くてファンタジックな世界へ、妖艶さと暗黒の色を注ぎ込み、幻想的でゴシックで耽美な世界に染め上げる。いつしかその姿に惹き込まれ、じっと魅入っていた。
背景に歌詞を流した映像も投影しながら最後に届けたのが、この日のために作ったオリジナル曲の『きらめきセンチメンタル』。学園生活を舞台に据えた、少女らしい青春の香りが甘く漂う、夢あふれる楽曲だ。彼女自身の心模様も垣間見える、タイトルのようにきらめきを放ち、輝きの魔法をかけていく楽曲だ。この曲に込めた、応援してくれる大切な人へ向けたみらくるゆうかの思いもきらめいていた。


可愛なの
可愛なのが、この日選んだのは48グループ系の楽曲たちだった。彼女自身が、きらめきを放つ青春の景色の中で、ずっと輝き続けたい気持ちを持っているからだろう。愛らしい仕草も交えて歌ったAKB48の『ファースト・ラビット』に触れながら、青春の景色を彩る仲間になり、彼女と一緒にわちゃわちゃとはしゃいでいた。可愛なのは、歌うことを思いきり楽しんでいた。その姿に触れているうちに、自然と明るく元気になれたのが嬉しい。
なまらかわいい可愛なのが、とびっきりのかわいさをアピールするように届けたのが、NMB48の『わるきー』。彼女が小悪魔になって、ちょっと”わるきー”な姿を見せていくが、その仕草がめちゃめちゃラブリーだから、見ているだけでハートがとろけそうだ。どんな曲でも、彼女は「かわいい世界」に染め上げる。なかなか強烈な”かわいい個性”を持った、グラビアもこなせるアイドルだ。
可愛なのが最後に歌ったのは、AKB48の『ハート型ウイルス』。ここまで触れてきて一つ確信したことがある。それは、可愛なの自身が触れた人を”かわいい魅力”でメロメロにするウィルスを持っていることだ。「何も手につかない」の歌詞の一節のように、可愛なのが歌い、パフォーマンスをするたびに、身体中をウイルスが浸食していく。だが、それが欲しくて彼女に熱を上げていく。このウイルスは、なかなか嬉しい手ごわさだ。


結木ことの
結木ことのが最初に選んだのが、北海道出身の2人組アイドルWHY@DOLLが歌った『Magic Motion No.5』。この選曲がツボを突いていて嬉しい。平成アイドルソングやアニソンと秋葉原系萌えソングの要素をミックスした楽曲の上で、彼女の甘い歌声で、胸をキュンと鳴らす魔法をかけてきた。結木ことのの歌声と軽快に弾むダンサブルな楽曲に触れながら、ときめきの世界に恋するように、深く引き込まれていた。
続くJuice=Juiceの『プラスティック・ラブ』でも結木ことのは、曲の世界へ自らの気持ちを溶け込ませ、どこか甘えた仕草や表情で会場を魅了した。妖しく美しいその姿に、気づいたらどっぷりと浸っていた。妖しくも甘い歌声が、身体中をメロメロに溶かしていく。
最後に結木ことのが届けたのは、「山形県東根市のイオンの公式ソング」という、Honey effectの『お買い物』。意外な選曲を次々と並べてくる、そのセンスに惹かれる。彼女はどこかひと癖のある、とても耳心地よい歌を選び、自分の色にしていく。初見でもすぐに歌の世界へ飛び込み、胸をときめかせて、自分もキラキラ輝かせていける。気づいたら、結木ことのがかけるミラクルな魔法の虜になっていた!?


大盛愛子
トリ前を飾ったのが、大盛愛子。彼女はJuice=Juiceが歌った情熱系ラテンナンバーの『盛れ!ミ・アモーレ』を、腰を大胆に振り、火花のように情熱的に挑発するその姿に、視線も心も釘付けだ。大胆不敵に、チャーミングな小悪魔ドールとなってせまる大盛愛子の姿から視線をずっと外せなかった。
続く=LOVEの『この空がトリガー』では、ダイナミックな動きを見せながらも、この場にいる人たちを眩い青春の景色の中へ連れ出し、終わりたくない煌めく世界の仲間にしていった。このままずっと、甘くときめく物語の中で、大盛愛子と一緒にはしゃいでいたい。そんな風に、みんなを現実から離れたドリーミーな世界へ、大盛りの愛を満載にして連れ出してくれた。
最後に大盛愛子は、乃木坂46の『ガールズルール』を歌いながら、この場を、熱い声が飛び交う夏フェス会場のような空気に染め上げてくれた。夏景色の中に飛び込んで歌う大盛愛子の姿が眩しいから、夏景色の中へ一緒に飛び込み、一つに溶け合いたい。曲の世界にみずからを染め上げるだけでなく、その曲が描く景色や物語、季節の中へ観客も巻き込むパワーに、いつしか夢中になっていた。


陽向なつみ
トリを飾った陽向なつみが最初に歌ったのが、生誕祭という場に相応しい『Happy Day!!!』。彼女自身が胸をときめかせ、ステージの上を左に右に動いてファンサをしていく。陽向なつみが歌い出した途端、この世界が眩しく輝き出した。まるで太陽の光源のような飛びっきりの明るいパワーで、いつだって彼女はせまってくる。
この日は、足を運んだ一人ひとりの顔を見て歌いたくて、あえて客席を明るく照らしていた。続く『オーライガール』では、熱い声が飛び交い、手や真っ赤なペンライトが揺れる景色を作り上げていった。陽向なつみが元気いっぱいに煽り、誘いかけるから、その輪の中へ一緒に飛び込み、はしゃがずにはいられなかった。「ねぇもっとアタシを見て」の声へ応えるように、ステージの上で弾け飛ぶ姿を、眩しい視線でずっと見つめていたかった。
続いて歌ったのが、初のオリジナル曲となった、陽向なつみが作詞作曲を手がけた『ヒカリ』。この曲を、この日だけの特別バージョンにアレンジして披露してくれた。今後このバージョンでの音源化はないそうだから、アーカイブ配信を通して、ぜひその魅力に触れていただきたい。胸の内に抱き続けてきた気持ちを、陽向なつみはこの曲に乗せて届けてきた。その思いを受け止めた人たちが、手や赤いペンライトを振りながら、彼女と一緒に、共感した思いを大きく膨らませていった。


コラボ曲/「初恋サイダー」
フロアから生まれた『Happy Birthday』の歌と、「誕生日おめでとう」の声。ここで、この日の出演者が全員ステージに姿を現した。総勢8人で最後に歌ったのが、Buono!の『初恋サイダー』。陽向なつみと大盛愛子のアカペラによるハーモニーから始まった曲へ、他の出演者たちが参加し、みんなで思いきり煌めく『初恋サイダー』に仕上げて、観客に向けて歌声のKISSをあげていた。曲中に駆け声を出演者たちが入れていた姿も、嬉しいインパクトだった。落ちサビでは主役の陽向なつみに向け、出演者7人と観客たちが両手を捧げる場面も誕生していた。歌詞の一節ではないが、みんながサイダーのようにシュワシュワッと弾けた姿で、思いきりはしゃぎあったライブだった。

とても愛に満ちた、ハートフルなイベントだった。ぜひ、アーカイブでその模様を見てほしい。

PHOTO:Dory
TEXT:長澤智典
セットリスト
ほしのさな
『タチアガール』(スマイレージ)
『イマココカラ』(モーニング娘。’15)
福山なお
『Snow halation』(μ’s)
『ファンサ』(mona(CV:夏川椎菜))
『青い珊瑚礁』(松田聖子)
姫宮愛花
『涙サプライズ!』(AKB48)
『わたしの一番かわいいところ』(FRUITS ZIPPER)
みらくるゆうか
『君が代』(国歌)
『童話迷宮』(田村ゆかり)
『聖少女領域』(ALI PROJECT)
『きらめきセンチメンタル』
可愛なの
『ファースト・ラビット』(AKB48)
『わるきー』(NMB48)
『ハート型ウイルス』(AKB48)
結木ことの
『Magic Motion No.5』(WHY@DOLL)
『プラスティック・ラブ』(Juice=Juice)
『お買い物』(Honey effect)
大盛愛子
『盛れ!ミ・アモーレ』(Juice=Juice)
『この空がトリガー』(=LOVE)
『ガールズルール』(乃木坂46)
陽向なつみ
『Happy Day!!!』
『オーライガール』
『ヒカリ』(2026年アレンジver.)
コラボ
『初恋サイダー』(Buono!)

公演タイトル:「陽向なつみ Birthday Live 2026」
日程:2026年4月25日 (土)
開場 12:10 /開演 12:30
会場 GOTANDA G4
チケット販売サイト
https://starman.zaiko.io/e/hinata-natsumi-2026
【出演者SNS】
陽向なつみ
https://x.com/natsumi_divivor
大盛愛子
https://x.com/aiko_divivor
結木ことの
https://x.com/kotono_divivor
可愛なの
https://x.com/nano_divivor
みらくるゆうか
https://x.com/yy_03_y

