7月23日に東京キネマ倶楽部で行われた「そら♨るる引退記念公演(るるフェス2023)&ブリオガジャワンマンライブ」にて最後の最後で大どんでん返しが起きた。
そら♨るるはアイドル歴10年を数えるベテランといって良い存在。活動10年を区切りに「引退」を決意。最後の花道として、東京キネマ倶楽部でのフェス(るるフェス2023)所属グループである「ブリオガジャ」のワンマンライブを企画。
このワンマンライブのPRの為、「ジュリアナの祟り」ライブにフライヤーを配りにいった際にまず第1の事件(ミラクル)が起きた。
元々、ジュリアナの祟りと親交のあったそら♨るるはその場のノリと流れでバックダンサーに欠員があった、ジュリアナの祟り(6月28日東京ドームシティホール)ワンマンライブにバックダンサーとして出演が決定。
この日の最後のマイクではその日の出演が引退を決めていた彼女の心に大きな変化をおこしたようだ。(この経験によってもっと大きなステージを目指したいという気持ちが芽生えたと説明)ワンマンライブの最後の挨拶の際、ステージ上から現在の所属事務所の社長を探し、涙ながらに「社長!今日はこんなに素敵なイベントを開催してくれたんですけど、、、わたしはこれからもステージにパフォーマーとして上がり続けたいです」と訴えると、その隣にいて観覧していたジュリアナの祟り(この日のるるフェス2023に出演)リーダーの江夏亜祐にも続けて「死ぬ気で頑張るので、祟りチームに入れて下さい」とこちらにも直訴。
この涙の訴えが叶い、円満移籍が決定!現在の所属グループの「ブリオガジャ」のメンバーも快く送り出してくれた。
自身の引退を謳ったイベントの最後の最後でひっくり返し、同時に移籍まで決定してしまうというなんともドラマチックな展開。それも彼女が今まで真摯に活動を頑張ってきた姿をその場にいた誰もが見ていたからだろう。駆け付けたお客さんも温かい声援と拍手で背中を押していた。
簡単に物事を諦め、頑張ること、粘ることがかっこ悪いという風潮と空気がいま世の中を支配しているように思う。それをぶち破ってみせた「そら♨るる」に明るい未来が待っていることを願ってやまない。
テキスト:CROSS PRESS 青木裕子
7月23日(日)東京キネマ倶楽部「るるフェス2023」
出演:ブリオガジャ、ジュリアナの祟り、elfin’、エラバレシ、BANZAI JAPAN、CHERRY GIRLS PROJECT、エウロパデリック、他
7月23日(日)東京キネマ倶楽部
「ブリオガジャワンマンライブ」セットリスト
- OPSE
- 遊びの天才大集合
- 初恋サイダー
- PACE LOVE
- LOVE♡ドッキュン
- 思い出して
- ときMORE
- アイドル
- コスモティックDIVA
- 異国のエルドラド
- 黎明∴革命のヒロイン
- Ihppe×iwish
- 逆境ジャンクション
- AKASTUKI
- OPSE
- 無敵素敵シンパシー
- 妄想ピピピ
- AKATSUKI