2021年夏に新体制での活動がスタートした、いきものがかり。2022年はメンバーそれぞれのソロを中心に活動を続けてきた中、遂にいきものがかりとしての新曲「STAR」が発表され、映画『銀河鉄道の父』の主題歌に決定した。
映画主題歌を担当するのは新体制後初のこととなる。
原作『銀河鉄道の父』は、門井慶喜氏が大量の宮沢賢治資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた傑作となり、第158回 直木賞受賞作。
今回は待望の映画化となり、賢治の父・政次郎を役所広司、賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、母・イチを坂井真紀、賢治の祖父・喜助を田中泯、弟・清六を豊田裕大と豪華キャストが演じている。
監督は人間ドラマの名手・成島出監督。没後90年がたった今も、世界中の“人の心”に生き続ける宮沢賢治の、この不安定で激動の時代に、生きる力を与えてくれる究極の家族愛を描いた作品になっている。
新曲「STAR」は映画『銀河鉄道の父』のために書きおろされた楽曲で、詞曲を水野良樹が、編曲を本間昭光氏がそれぞれ担当。
作品のテーマである家族愛に寄り添い、あたたかいメッセージの詰まったミディアムバラードに仕上がっている。
そんな楽曲の一部を楽しむことができる、映画『銀河鉄道の父』の特報映像がキノフィルムズOfficial YouTube Channel上で公開となった。
◎映画『銀河鉄道の父』特報映像:
新曲「STAR」について、
「(映画を観て)賢治をまるごと包み込む父、政次郎の深い愛情を感じました。たくさんあたたかさを感じる作品で、拝見してたくさん涙しました。私としては出産が近づく中での歌唱だったので、この曲に親子の関係をおもいながら、あたたかな気持ちで歌わせて頂きました。」(吉岡聖恵)
「他人からみたら、大袈裟で、滑稽にみえるほど、相手を一生懸命に肯定するという瞬間が、人と人とのつながりのなかでは、ごくまれに生まれることがあると思います。誰かが誰かを肯定することを、優しく包み込めるような楽曲にできればいいなと思ってつくりました。」(水野良樹)
とそれぞれがコメントを寄せた。
いきものがかり「STAR」が主題歌を務める映画『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国公開。
楽曲のリリースに関しては後日公式ホームページで発表予定。
新体制での活動がいよいよスタートする、いきものがかりから目が離せない。