7月8日(木)にZepp Tokyoで1stワンマン公演「LOVE IZ DOLL 1stワンマンライブ 如月めい&本気すず合同生誕七夕祭」を行なうLOVE IZ DOLL。彼女たちは、2021年3月7日より活動を始めたばかり。その4ヶ月後に5人は、Zepp Tokyoという大きな舞台の上に立つ。彼女たちが今、どんな気持ちでいるのかをインタビューという形を通してお伝えしたい。
始動から3カ月経って…。
──LOVE IZ DOLLは、2021年3月7日に始動したばかりのグループです。ここまでの3ヶ月間、どんな気持ちで過ごしてきました?
兎魅々みみ わたしは今も、「どうアイドル活動をしていこうかな」と考えながらやっている途中です。実際にアイドル活動をしてみたら、想像とは違った部分もいろいろとありました。だからこそ「これじゃ駄目だ」「どうやったらいいのかな」と考えながら活動をすることが増えれば、今も試行錯誤しています。
──想像と現実は違ったわけだ。
兎魅々みみ 違います。アイドル活動をするって、本当に難しいなと思いました。わたしが理想や想像していたアイドルは、元気を与えるし、会うと元気をもらえるし、楽しくなれる存在なんですけど。わたしはもともとキャラクターを作るのが出来ないタイプなのと、そっけない部分もあるように、どうしてしも理想のアイドル像とはギャップもあって難しいなと感じています。
──でも、ファンの人たちは、みみさんから元気をもらっているわけですよね。
兎魅々みみ 「また会いたい」「可愛いね」と言ってくださる方々もいます。だから、その気持ちへ応えられるように頑張ります。
──次は、桃瀬エルさんお願いします。
桃瀬エル 活動から3ヶ月経ってわたしが一番に感じているのは、ファンのみんながいるから私たちは成りたっているんだということです。もちろん、私たちも頑張っているけど。なんで頑張れるかと言われたら、ファンの方たちがいるからなのは間違いないです。わたしも、自分が想像していたアイドルの世界とは違ってて。頑張っていれば成功するかと言われたら、そうではないのが現実じゃないですか。その頑張りって、外の人からは見えない面が多いけど。でも、人からは見えないところでの努力こそとても大事だとも感じています。
わたし、外見がコンプレックスなんです。あまりアイドルっぽくないというか、こういう界隈にはいないような感じが今もしているように、最初の頃は「受け入れてもらえるかな?」という気持ちでいたんですけど。でも、「今のエル姫がいいんだよ」「今のエルが好きなんだよ」と言ってくれるファンの方がいることで、「わたしはわたしのままでいいんだ」ということに気付かせてもらいまました。、今でも迷走するときはあるんですけど。その気持ちに気付かせてくれたのはファンの方々の温かさ。だから今、みんなに恩返しをしたいんです。私たちは、ステージ上のパフォーマンスでしか見せることが出来ないから、そこで最高のパフォーマンスが出来るようにもっと頑張りたいです。
──ファンの方々の気持ちを知れたことは、エルさんの心の強い糧になっているんですね。
桃瀬エル そうなりました。その気持ちを見つけられなかったら、もっと悩んでいたと思います。
──次は、如月めいさんかな。
如月めい わたし、ファンの人がわたしを生き甲斐にしてくれるような。わたしがいるから頑張ろうと思う存在になりたいと思って、アイドル活動を始めました。始動から3ヶ月やってきて、そう思ってくれるお客さんが増えたのがすごくありがたいなと思うし、わたしも今は、この活動を一番に考えています。私たちのために時間を使ってくれる人たちも増えているように、今ちょっとずつ、自分が成りたかったアイドルになれているのかな?と思っています。
──アイドルを始めたことで、めいさん自身の気持ちにもいろんな変化や成長が生まれてきたわけだ。
如月めい わたしは何をやっても続かないタイプだったし、自分が夢中になれることが今までなかったんですけど。ずっとアイドルをやりたい気持ちはあったので、今、こうやってアイドル活動をさせていただいてることがとてもありがたいんです。今の自分の生き甲斐もこの活動だし、わたしのことを生き甲斐にしてくれてる人たちがいることが、すごく嬉しいです。
──次は、藍沢ナナミさんお願いします。
藍沢ナナミ 最初はアイドルになりたい意志もそんなに強くはなかったので、未来の姿は何も想像していなかったんですけど。実際に3ヶ月アイドル活動をやってみて、今となってはアイドルをやっててすごく楽しいです。もちろん、頑張ってるだけじゃ上手くいかないんだなというつらい経験もいろいろありました。この5人で活動してゆく中、ぶつかることも、考え込むこともあったけど。それでもファンのみんながいてくれたことが5人の大きな支えにもなってきました。今となっては、この5人でいけるところまでいこうと思っているように、もっともっと頑張りたいです。
──それだけ、アイドル活動に夢中になっているんだ。
藍沢ナナミ 本当に今は楽しくてしょうがないです。
──最後は、本気すずさんですね。
本気すず 最初にお披露目公演があったじゃないですか。そのときは、アイドルになりたかった理由が自分の中でまだ明確になっていませんでした。だけど今は、自分は本当にアイドルになりたかったんだというのがわかってきました。そう気付けたのも、ファンの人たちが本気で気持ちをぶつけてくれるからです。だからわたしも、本気になって感情をぶつけるようになりました。最初の頃は、アイドル活動をしている理由が自分でもよくわからなかったのに、この3ヶ月の中で気持ちが明確になっていけば、どんどん目標も増えていくし、それが今では全部楽しいです。ときにはメンバーとぶるかることもあれば、活動をしていくうえで大変なこともあるけど、それもすごく楽しいって言える今の自分がいます。すごく充実している日々を、ファンの人たちや、メンバー一人一人のおかげで今は過ごせています。一つ一つの活動が本当に楽しいから、アイドルを始めて良かったなと本気で思っています。
7月8日に行なうZepp Tokyoでのワンマン公演も、最初は楽しいし、アイドルをやったことないのに立てちゃうんだと思ったし、当時は不安もなかったけど。今になって不安が出てきたのは、それだけアイドル活動に対して真剣だからなんだと思います。いろんな不安もあるけと、それがあるから頑張れるし、それを教えてくれたファンの人たちに、今はすごくありがとうございますという気持ちでいます。
LOVE IZ DOLLの曲って、メロディーも歌詞も魅力的な歌ばかり。
──新曲「全部キミのせいだ」の魅力についても聞かせてください。
桃瀬エル LOVE IZ DOLLの曲の中で一番速い曲です。でも、LOVE IZ DOLLの曲ってメロディーも歌詞も魅力的な歌ばかりのように、「全部キミのせいだ」も、ライブで盛り上がる曲ですけど、歌詞にも注目してほしいです。
藍沢ナナミ お客さんも、すごくライブでノリやすい曲だと思います。
──LOVE IZ DOLLは、艶っぽくもエレガントな大人の魅力を与えてゆくグループですよね。そこも特色じゃないですか?
藍沢ナナミ ありがとうございます。でも、本人らは自覚ないですけどね(笑)。
──この3ヶ月で、みなさんを取り巻く環境にも変化はいろいろ出てきています?
藍沢ナナミ 変わりましたね。考え方も変わりました。
──むしろ、これからが楽しみだ。
藍沢ナナミ 楽しみもあり、不安もありと、どっちもですね。
7月8日のZepp Tokyo公演に向けて…。
──7月8日のZepp Tokyo公演まで1ヶ月を切りました。今の心境を聞かせてください。
本気すず わたし、自分の感情を出すのが苦手のように、今も、人前に立つのが苦手なんです。でも今は、表情や言葉、仕種の一つ一つをしっかり見てほしいなと思える自分になれています。そんなわたしを含め、アイドルをやったことのない5人が、Zepp Tokyoの舞台へ向けて今、走っています。Zepp Tokyoの舞台に立ってこの5人の成長した姿を見せるので、それを見てください。当日は楽しみをいっぱい用意するので、待ってます。
藍沢ナナミ デビューして4ヶ月後にZepp Tokyoという大きな舞台に立つということで、めちゃめちゃ不安なんですけど。そういう目標が出来たからには、5人で絶対に成功させたいし、Zepp Tokyoに立つという現実があったからこそ、この3ヶ月で変意気込みもどんどん変わりました。Zepp Tokyo公演は、LOVE IZ DOLLにとって一つ目の区切りの場。だからこそ絶対に成功させたいし、応援してくれてるみんなには絶対に観に来てほしいです。
最初にZepp Tokyoという目標がなかったら、今のLOVE IZ DOLLは、ここまで成長できていなかったかも知れないです。険しい現実を突きつけられたからこそ、もっともっと頑張ろうってなれました。そう思えたことが、今も良いモチベーションになっています。
如月めい 最初にZepp Tokyo公演の発表を聞いたときは、不安はなくて、楽しみしかなかったんですけど。もう1ヶ月切って、今は不安のほうが大きいです。今のこの状態でZepp Tokyoに立てるのか?まだ出来ることがあるんじゃないかとか、いろいろ考えてしまいます。ホントにすぐ7月8日になっちゃうと思うんですけど。そこまでの日々の中、自分たちがどれたけ意識して一つ一つのライブで出来ることを追求していけるかを心がけていきたいなと思っています。この5人で一緒にZepp Tokyoに立ちたいし、これからも5人でLOVE IZ DOLLの活動を続けてきたいと思っているように、まずは目の前の目標のZepp Tokyoワンマン公演を、メンバーとお客さんで一緒に乗り越えていけたらなと思います。
ライブの回数を重ねるごとに意識も変わってきました。楽しいだけでは出来ないんだなというのは、本当にその通りだなと思っていて。裏でどれだけ努力するかで変われるし、全員がこの3ヶ月で努力し続けたことで、今、ここまで成長してきているからこそ、残り1ヶ月ない中、全員で頑張ります。
桃瀬エル わたしも不安や、周りからの期待とか、アイドル活動を続けていく中で感じることが多々あります。動員が伸びないときもぜんぜんあった中、そういう経験を重ねたうえでZepp Tokyoでワンマン公演を行なうように、この日は、私たちにとっての4ヶ月の努力の集大成を見せる場。その努力の集大成をお客さんにも見てほしいし、ついてきてほしいです。Zepp Tokyoでワンマンを行なうことは、LOVE IZ DOLLというアイドルグループの一つの歴史を刻む日にもなると思うんです。だからこそ、LOVE IZ DOLLの歴史の一部をみんなに見届けてほしい気持ちがおっきいです。今もしゃべりながら泣いてるし、きっとZepp Tokyoでも泣いてる気がするんですけど。それでも、なるべく笑いながら、5人揃って「ありがとうございました」と言えればいいなと思っています。
兎魅々みみ この3ヶ月間で、わたしの「駄目だな」という部分がはっきり見えてきて、ここを直さないと自分の人生自体がヤバいなと最近思っています。逆にそれを直したら、アイドルとしてもっと変われると思うし、わたしの人生自体も変われるなということを発見しました。Zepp Tokyoに立たせてもらえることに対しても、ありがとうございますという気持ちがあれば、LOVE IZ DOLLにとって、めちゃめちゃ大事なライブの日でもあるからこそ、みなさんマジに来てください。この日はめいちゃんとすずちゃんの生誕祭も兼ねているから、みんなでめっちゃ楽しいライブにしたいです。
──生誕祭についても、ひと言ずつもらおうか。
本気すず 何をやるかイメージは立てているので、これから具体的にしていきます。
如月めい わたしがアイドルをやるうえで、生誕祭をやることも目標の一つだったので、それが、まさかお披露目の日に発表になるとは思ってもいなかったし、まさかZepp Tokyoでやらせてもらえるとは思ってもいなかったんですけど。ワンマン(生誕祭)のような形ですけど、すごくありがたいなと思います。誕生日って自分が主役ということで、生誕祭ならではのコーナーも考えています。この日は、自分のことを応援してくれる人たちに、改めてわたしに気持ちを伝えてほしいなと思うし、わたしも伝えてくれるなら、それ以上のもので返したいと思っています。何より一緒に楽しみたいし、自分の成長した部分も見せれたらいいなと思います。
本気すず 生誕祭って、誕生日を祝う大きなイベントじゃないですか。誕生日って、何もなくても幸せなのに、Zepp Tokyoで生誕祭をやれるってマジに世界一幸せだと思っています。だから、みんなにも世界一幸せな日になってほしいなと思って、今、いろいろ準備をしています。絶対にきてください。私たちにとって、みんなが来てくれることが何よりものプレゼント。Zepp Tokyoを埋めたい、それが一番の誕生日プレゼントです。
当日のタイムテーブルも発表。数多くのゲスト陣を迎えて行なわれるLOVE IZ DOLLのライブ、ぜひ目撃していただきたい。
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
LOVE IZ DOLL 1stワンマンライブ 如月めい&本気すず合同生誕七夕祭
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Brilliant Days” Dance Movie / LOVE IZ DOLL
BE LOST” Dance Movie / LOVE IZ DOLL
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